「プロドライバーは一般のドライバーよりハードルが高くて当然。モラルを持ってもらいたい」と語るのは、大阪ダイハツ輸送(大阪市福島区)の野原伸史社長(写真右)。同社では安全対策の一環として車両にバックアイカメラを装着しているが、事故防止に大いに役立っているという。 「ダイハツという名前を傷つけるわけにはいかない」(野原社長)と、交通事故防止に余念がない同社。毎年6月ごろには交通安全推進委員会を開催。損保会社や警察から講師を招くほか、無事故ドライバーの表彰などを実施している。さらにグループで交通事故について討議し、発表なども行っているという。また、同社は全国16社で構成される「ダイハツ輸送協力会」に加盟しているが、同会でも頻繁に安全に対する啓蒙活動が開かれている。 そのほか、高速道路では時速80キロメートルを、一般道では法定速度の順守を徹底。「タコグラフで管理しているので、急加速・急減速も指摘できる」(杉友和好常務=同左)という。これらの取り組みもあり「おかげさまで大きな事故は起きていない」とのこと。
「荷物(自動車)を積んでいたら、非常に後ろが見にくい。バック時に人身事故などを起こすと、取り返しのつかないことになってしまう」との思いで導入したバックアイカメラだが、以前は他社製品を使っていた。ある日、アールアンドピーの扱う製品について知り、「値段が倍近く違う」と、その安さに驚いて試しに購入。「故障するのでは…など最初は不安だったが、全く問題なかった。故障もなく、非常に使いやすいとドライバーにも好評。(取り付けなど)対応も素早い」と喜ぶ。今ではキャリアカー28台、2トン車7台の大半にアールアンドピーのバックアイカメラを装着しているという。